
今年のうちのシナノゴールドには「サビ」が多くでています。
サビは一般に「開花時期の降霜」で発生するといわれていますが、今春は目立った冷え込みがなかったのに多発しています。
なかなか定説どおりにはいかないようです。
皮をむいて食べるなら何の支障もないだけに逆に悔しいですね。

一枝だけ葉っぱが茶色くなってしまっている「ふじ」の樹。
「枝フラン」と呼ばれる症状です。
林檎の幹や枝が感染する怖い病害が「フラン(腐乱)」病です。
フラン病には太い幹が侵されてその先が枯死していく「胴フラン」と
一部の細い枝が犯される「枝フラン」があります。
今年は枝フランがとても多いです。
枝フランも、その伸びているもとの枝がすでに感染しているものと思われるので、結局は同じで、
被害が一部の細枝でしか表面化していないことがラッキーなのかもしれませんが。